不定期にだばぁする場所

なんとなく長々書きたくなった時に書きます。

悪性リンパ腫の備忘録その5

【前回までのお話】

いよいよ治療開始。薬の副作用で髪が抜けたりするも思ったほどのつらさは無く、このままいけば良いなと期待していましたが…

 

8割ほど書いたところで間違えて全消ししてしまい改めて書き直してます。つらい。

 

治療が始まった頃はまだまだ夏真っ盛りでしたがあっという間に涼しくなってきました。と言っても日中はそこそこ暑かったりしますが。

 

先日4回目の投与を終え、やっと折り返し地点となりました。投与の1週間ほど前にCTを撮りその結果も確認してきたのですが、当初20mm程あった腫瘍は2〜3mm程になっているようで順調に薬の効果が出ているようです。

 

今回は2回目以降の治療と副作用についてお話していきます。

 

1回目は入院して投与を行いましたが、2回目からは通院して投与を行います。投与は2日間に分けて行われ、それぞれ投与する薬が違います。

 

1日目の投与の前に採血を行い、投与が可能かどうか判断します。主治医の診察を受けて可能であれば投与。

2日目の投与の前には白血球を増やす注射を打ち、それから投与します。

 

投与は点滴専用の大部屋みたいなところがあり、そこで行われます。この辺は病院によって違うとは思いますが…

一回の投与が大体3〜4時間かかるので、昼前から始めて夕方終わるような流れです。

 

暇潰しのものとか持っては行くんですが、結局だるくなって寝て過ごすんですよねぇ…

 

投与から5日間は錠剤の抗がん剤も服用するのですがこれがまた苦いこと。人生でここまで錠剤を飲むのが嫌になったのは初めてです。

 

治療が始まって点滴とか注射をする回数がめちゃくちゃ増えたわけですが、ここ最近「血管が見つからない」と言われることが増えました。

 

これまではむしろ「良い血管あるねぇ」と言われてきたのでこれは結構衝撃。そして血管が見つからないということは刺し間違えもあるわけで、3回刺し間違えられた時はさすがにメンタルつらかったです。

 

またこの点滴に使う針というのが金属とシリコン?の二重構造になっているようで、刺したら金属の方は抜いちゃってシリコンだけが残るから痛みが少ないというものらしいんですが故にちょっと太いんですよね。なので刺し間違えられると結構痛いです。

 

さて副作用の話ですが、自分の場合は投与から1週間がピークといった感じです。

 

まずだるさや吐き気が来て、味覚障害(塩味が感じにくい)も3日ほどあります。

 

手の痺れは当初から継続してますが、この期間は軽く足にも痺れが出たりします。

 

あとは喉が痛くなったり声が掠れたりもしますが、これは私の腫瘍が喉にあることも関係してるかもしれません。

 

点滴したところが痛くなったこともありました。血管炎と言うのでしょうか。治るまで10日くらいかかりました。

 

見た目で言えば脱毛ですね。頭はもちろんですが髭もだいぶきれいに抜けます。それから眉毛とか鼻毛とかも。抗がん剤自体が活性化してる細胞を攻撃する特性のためか、毛の濃いところほど抜ける印象です。ちなみに脱毛に関しては投与から3週目くらいから始まります。

 

今のところはこんなものでしょうか。

 

正直なにが副作用なのかも分からない状態なので、毎回これはどうなんだ?と思うような症状が出たりします。

 

ただまぁ最初の1週間を乗り切ればあとは割と普通に生活しちゃってます。運転もするし買い物も行くし、とてもがん治療中とは見えないと思います。たぶん近所の人も「日中フラフラして仕事辞めたんかな?」と思ってることでしょう笑

 

このまま順調に進むことを願うのみです。