不定期にだばぁする場所

なんとなく長々書きたくなった時に書きます。

悪性リンパ腫の備忘録その4

【前回までのお話】

いよいよ治療が開始となり、まずは3泊4日の入院をして抗がん剤を投与しました。

 

抗がん剤というのは投与してからじわじわと効いていくようで、その間副作用も様々に変化していきます。この辺は年齢や持病の有無が大きく関わってくると思いますが、ドクターの反応を見るに自分はだいぶ副作用が軽い人間のようです。もっとも、この病気に罹る人の多くが比較的高齢者ということなので、体力的に優位であったことは要因としてあると思います。

 

投与から次の投与までは約3週間あり、大雑把に1,2,3週目で症状が変わっていくような感じです。抗がん剤は強い薬なので、3週間で身体をリセットして次の投与を行いたいということなんだと思います。

1週目はほぼ入院中だったので2週目以降について。

 

2週目

早速始まったのが手指の痺れ。最初は親指の第一関節くらいだったのが徐々に範囲が広がって行き、自分の場合は現在進行形で両手の第一関節がすべて痺れている状態です。ただ感覚は普通に残っているので日常生活には支障はありません。

 

次に口の中の違和感。例えるなら薄い膜で覆われたような感じでした。あとは食べるとピリピリとした感じが残ります。これは数日で消失。

 

いろいろ症状は出るものの、身体は割と元気。日常生活は普通に出来るし車の運転も一人で不安なくできました。

 

事前の説明で3週目くらいから脱毛が始まるとのことだったので、予め髪を短く切っておくことに。

 

3週目

早速始まったのが頭髪の脱毛。手櫛するたびに通常じゃ抜けちゃいけない量の髪が抜けます。暇さえあればせっせと抜いていたため2,3日で髪の毛がスッカスカに・・・。みっともない&抜け毛の掃除が面倒なので自分でバリカンで丸坊主にしてしまいました。

抜けるのは髪の毛だけではなく、髭もどんどん抜けます。髭に関してはこのまま生えてこなくていいです笑

 

1回目の投与の副作用は「思ったほどではないな」という印象。毎回このくらいで済んでくれるならありがたいくらいです。